免疫力が低下すると風邪を引きやすい
免疫を高める生活習慣として、質の良い十分な睡眠が大切であるといわれます。間違いではなく、睡眠不足が続くと免疫が低下し、細菌やウイルスなど病原体に対する防衛力と抵抗力が弱くなり、感染症にかかりやすくなります。
睡眠不足によって感染症にかかりやすくなることを示すデータは、たくさんあります。
ラットを2~3週間まったく眠らせないと死んでしまいますが、死亡したラットを解剖すると、全身性の細菌感染が見られました4。人間の病名では、細菌が全身に回って死亡する「敗血症」にあたります。
おそらく眠らせないことで、免疫防御システムが崩壊状態となり、普段ならばなんでもない細菌に対して脆弱になってしまったためと考えられます。
人間の場合でも、睡眠不足になると、ウイルス感染から風邪をひきやすくなることがわかっています。


















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