「夜中に目が覚めてしまう」「寝つきが悪い」ーー。睡眠専門医が教える「ぐっすり」眠る方法。"プチ夜ふかし"がいい、ってどういうこと?

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眠れない男性
夜中に目が覚め、しばらく眠れなくなってしまう悩みを抱えている人は多いものです(画像:プラナ / PIXTA)
OECD(経済協力開発機構)はじめ数々の機関の調査で、日本人の平均睡眠時間は世界各国のなかで最も短く、世界一睡眠不足であることが指摘されています。中には、なかなか寝付けなかったり、夜中に目が覚めて眠れなくなってしまう人も多いのでは。そこで本記事では、睡眠専門医の渥美正彦さんの著書『ぐっすり! 1万人を治療した専門医が教える最強の睡眠メソッド』より一部を抜粋し、「ぐっすり!」眠る方法をお教えします。
【前の記事】睡眠不足が認知症と死亡リスクを高める! 《"自称ショートスリーパー"は慢性的な睡眠不足なだけ》長生きしたいなら「7時間寝る」がいい理由

「プチ夜ふかし」が効果的?

夜中に目が覚めて眠れなくなることを「中途覚醒」と言います。

毎日のように「中途覚醒」してしまう人におすすめしたいのが、寝床に入る時間を少し遅らせる「プチ夜ふかし」です。

これは、不眠症の認知行動療法で用いられる「睡眠制限療法」という方法を、一般の方にも取り入れやすくしたものです。

やり方は次の順序です。

① まずは、2週間程度の睡眠記録(下図参照)をつけて、実際に眠れている時間を記録します。

睡眠日記の例
睡眠日記の例(画像:『ぐっすり! 1万人を治療した専門医が教える最強の睡眠メソッド』より)
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