「夜中に目が覚めてしまう」「寝つきが悪い」ーー。睡眠専門医が教える「ぐっすり」眠る方法。"プチ夜ふかし"がいい、ってどういうこと?
もともと「筋弛緩法」は不安症状の治療に使われていましたが、近年では不眠症、頭痛、顎関節症、双極性障害、高血圧などの治療にも使われています。米国睡眠医学会・日本睡眠学会なども、慢性不眠症に対する有効な非薬物療法の一つとして推奨しています。
「筋弛緩法」は「力を入れる→力を抜いて脱力する」を繰り返す簡単なリラクゼーション法です。
最初に力を入れることで、あとから力が抜けていくときの感覚がよりはっきりします。力を抜くときはゆっくり呼吸しながら、ゆるんでいく感覚を味わってください。
椅子に座ったままでも、ベッドに横になったままでもOKです。道具も不要なので、気軽にトライできます。代表的なものをご紹介しますのでぜひ試してみてください。
筋弛緩法のやり方は?
眠れないときの呼吸法
中途覚醒してしまったときにリラックスできる、簡単な呼吸法もご紹介します。
これを4〜5セット行います。
途中で息苦しくなったら無理せず回数を減らし、めまいや不快感を覚えたら中止してください。
これを4~ 5セット行います。
ポイントは、途中で「息を止める」時間を作ることです。この呼吸法により、気分を落ちつかせる自律神経である副交感神経が活発になり、より深いリラックスを得られる人もいます。
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