質の高い睡眠を実現する「最初の4時間」の重要性 スマートウォッチで「睡眠を記録」する参考に
「夜ぐっすり眠る」とはどういう状態?
そもそもぐっすり眠るというのは、どういう状態をいうのでしょうか? それは、「深睡眠(しんすいみん)」がよくとれている状態のことです。深睡眠の間は、途中で目が覚めにくくなります。
また、脳内に蓄積されたアミロイドβタンパク質などの疲労物質を取り除くだけでなく、体の機能を修復させたり、免疫力を高めたりする成長ホルモンの分泌が盛んに行われます。
そのため、深睡眠の時間が長ければ長いほど、疲れがとれて病気になりにくい体になるのです。
睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠という2種類の状態があります。レム(REM)とは、睡眠中に起こる眼球の急速な動きのことで、これが起こる時間がレム睡眠です。眠りに入る直前や起きる間際のうとうと眠っているような浅い睡眠の状態です。
体は休んでいても脳は活発に動いていて、日中に得た情報の整理や定着を行います。さまざまな情報が脳内で整理されることによってストレスの解消効果もあります。眠りが浅いので、光や音などで目を覚ましやすい状態ですが、夢を見るのもこのレム睡眠のときだけです。
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