睡眠不足が認知症と死亡リスクを高める! 《"自称ショートスリーパー"は慢性的な睡眠不足なだけ》長生きしたいなら「7時間寝る」がいい理由
睡眠不足が続くと認知症のリスクが高まる
認知症は、多くの人が「できる限り避けたい」と考える病気のひとつではないでしょうか。近年の研究で、睡眠不足が続くと認知症の発症リスクが高まることが明らかになっています。
睡眠は脳の健康に不可欠であり、十分な睡眠を確保することが、認知症の予防にもつながります。睡眠不足が続くと、脳内でアミロイドβタンパクが蓄積しやすくなり、これがアルツハイマー型認知症の発症リスクを高める可能性があることが、近年の研究で示されています。
アメリカの研究グループによるPETを用いた研究では、一晩徹夜しただけで、脳内のアミロイドβタンパクが約5%増加したことが報告されています。これは、徹夜することによって、睡眠中に脳内からアミロイドβタンパクを洗い流すメカニズムが動作しなくなるためではないかと考えられています。



















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