一目でバレる、成果出せない人の「書き方」特徴6選 低評価の原因!意外とやりがち、文章構造の矛盾
仕事ができない人は「書き方」で9割バレている
唐突ですが、まずは何も考えずに次の文章を読んでみてください。
これは、ある数学講師が作成した問題の冒頭部分です。作成者には申し訳ないのですが、これは「悪い文章」の典型例です。
何が良くないのか、おわかりいただけるでしょうか。この文章の前半では「食材A」と表現したものを、後半では「A」と表現しています。前半の文章でAが食材であることはわかっているはずですから、後半の文章で「A」と表現することに違和感はありません。
しかし、同じように考えるならば前半の文章で表現した「スーパーZ」は、後半の文章では「Z」と表現されていなければなりません。しかしながらこの数学講師は「Z店」と表現しています。
つまり「食材」と「スーパー」の表現方法に関して、構造的な矛盾が生じています。換言すれば、この人物は構造を気にして文章を書いていないのです。あなたはこの事例をどのように解釈なさるでしょうか。
「そんな重箱の隅をつつくようなことを……」と感じる方も多いでしょう。しかし、このような大したことないようなことで、全部わかってしまうと私は考えています。人の頭の中は、その人物の書いた文章の細部に表現されてしまう。それが私の主張です。
社会人教育の専門家として、「ビジネス数学」をテーマに研修を行うことが多々あります。その一環で研修後にレポートを提出いただくことがあるのですが、「仕事ができる人」と「できない人」で、レポートの"書き方"に驚くほど違いが現れるのです。
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