早稲田大学のマーク方式採点で波紋
先日、早稲田大学で実施されたマーク方式の期末試験において、「不自然な解答をしている」と教授が判断した場合、不正行為とみなして「一律0点」にするといった採点方式が取られたことが、SNS上で大きな波紋を呼びました。
たしかにマーク方式の試験では、答えがわからなくても、適当にマークを塗りつぶせば点数が取れることがあります。それを「不正」と呼ぶかどうかは議論が分かれるところですが、空欄にしたほうが「自分の本当の実力」と考えられるかもしれません。
一方で、多くの東大生はこのニュースに対して違和感を持っているようです。「マーク試験は、わからなくてもマークをするべきだ」という考え方もあります。そのほうが、長期的に見て学力アップにつながるのではないか、と。今回はその理由をみなさんにお話ししたいと思います。
まずは『ドラゴン桜2』のワンシーンをご紹介します。これは、「当てずっぽう」の運で生徒が点数を取ったことを、桜木先生が褒めているシーンです。
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