記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力など、「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時に東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う「チームドラゴン桜」を作っています。
そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。連載を再構成し、加筆修正を加えた『なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること』は、発売後すぐに3万部のベストセラーとなっています。連載第140回は東大理3合格者も実践していた、スマホ録画で勉強を見直す効果についてお話しします。
東大理3合格した人の勉強法
「受験生は、自分が問題を解いているところを、スマホのカメラで録画しておくべきだ」
これは、東大理3に合格した僕の友達が言っていた言葉です。
彼は大学入試の過去問や、数学の問題を解いているときの自分の手元や表情を録画した結果、東大理3に合格することができたと言うのです。
今回の記事では、なぜこの勉強法が有効なのかについて、解説したいと思います。まずは漫画『ドラゴン桜2』のワンシーンをご覧ください。
※外部配信先では漫画を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください
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