会議で気まずい瞬間、何と言ったらいい? 60日集中特訓!ビジネス英語術 第33回

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自分を理解してもらうにはきちんとした説明と表現が必須。(wavebreakmedia/PIXTA)

今日で会議の英語は終わりです。一対一での人間関係でも自分の言ったことが相手に理解してもらえないことがあるのですから、何人もの人が集まる会議ですと、自分が言ったことが理解されないことは多々あります。そんなときは、洗練された表現で誤解を解きたいものですね。今日はそんな相手に理解されていないときの対応フレーズを勉強しましょう。

気まずい状況をどう乗り切る?

With (all due) respect, that isn’t what I meant.
お言葉を返して申し訳ありませんが、それは私が意味した事ではありません。

with (all due)respect 「お言葉を返して申し訳ありませんが、失礼ですが」を入れることによって、とても洗練された言い方になります。

以下のような言い方もあります。

I’m sorry, but it is not my intention to be critical of anyone. Could I explain it in more detail?
すみませんが、誰かを批判するというのは私の意図しようとしたことではありません。その件については詳しく説明させてください。
I’m afraid we’ve been talking at cross-purposes.
残念ですが、どうも話しがかみ合っていないようです。

cross-purpose 「異なる・相反する」は、ビジネスではよく使う言葉です。

We often talk at cross-purposes.
私たちはいつも話が食い違います。

 

荒井 弥栄 Office Grace社長

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あらい やえ

株式会社Office Grace社長。1967年3月5日生まれ。東京都出身。1964年東京オリンピックで英語オペレーターを務めた母親の影響で、幼少の頃から英語に興味を持つ。ディズニー創設チーム日本来日の際、脚本家が自宅に2年間ホームステイしたことにより、異文化になじんだ生活を送る。大学在学中に日本航空国際線CAの採用試験に合格。大学を中退して就職。11年のフライト経験の中で「英語」を通じて様々な国の文化・人に触れ、コミュニケーション力やプレゼンテーション力を身に付ける。
その後の英語講師時代、かねてから得意であった執筆が「週刊朝日」副編集長の目に留留まり、創刊以来初の素人女性コラム「Yaeのビューティフル英語脳」がスタート。
その後、出版社から依頼があり4冊英語著書出版。

現在は、語学力を要求されるドクターや会社経営者、社内公用語企業役員クラスだけにターゲットを絞った、1対1の英会話+ビジネスマナー+交渉力レッスンを行う株式会社オOffce Greaceを経営する。宣伝・営業を一切しないのに、レッスンは常に半年先まで満席。また、企業での研修・講演・セミナーも行う。


【著書】
・「ビジネスで信頼されるファーストクラスの英会話」(祥伝社黄金文庫) 
・「ファーストクラスの英会話 [電話・メール・接待・交渉編]」(祥伝社黄金文庫)
・「元国際線キャビンアテンダントが教える世界に通じるきれいな英会話」(中経出版)
・「日本人が知らないシンプル英会話」(大和文庫)
・「人生を変える英語学習法~カリスマ講師・著者による英語学習必勝法~」(成美堂出版)
・「一番使える接客英会話フレーズ集」2015年11月出版決定

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