数学を使って世の中の仕組みを知ることで、物事を見る視野が広がります。現役東大生の永田耕作さんが数学の魅力について解説する連載『東大式「新・教養としての数学」』。今回は「東大入試から学べること」について解説します。
日常生活に絡んだ問題が多い東大入試
大学入試の中でも難関とされる東京大学の入試。毎年、多くの受験生が合格するために膨大な時間と努力を費やします。著者も東大を受験する時には、各教科20年分、多い教科は50年分以上も過去問を解き、問題の出題傾向を捉えようとしていました。
そのときに発見したことがあります。それは、「東大の入試問題には、日常生活に絡んだ問題が多い」ということです。
今回は、『東大式「新・教養としての数学」』ということで、東大の入試問題の中から、日常生活の1コマをテーマにした問題を2つ紹介していきます。ぜひ皆さんも答えを考えてみてください。
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