友だちとの会話に自信のない子が上手く話すコツ 自分から話さなくてもOK、相手の話を否定しない

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<質問をしてみよう>

もう一つ。「質問する」ことでも話は盛り上がります。

相手がしていることに、「それ、どうやってやるの?」と質問してみましょう。

質問するというのは、相手の興味やがんばっていることに寄りそうということなんです。たとえきみに興味のないことであっても、「それってどうやるの?」「これってどういうこと?」と質問することで、相手は楽しく話してくれる。だから、どんなことにも興味をもつことが、話を聞くうえではとても大切なのです。

ただし、質問するにしても、相手のいやなことについてたずねるのはやめようね。大切なのは、「相手がよろこんで答えてくれそうなことを見つけて、質問する」ことです。

POINT 聞く人がうまいから話はおもしろくなる!

軽く声をかけてみる

<友だちになりたい。なんて話しかけようかな……>

基本)「ねえねえ、何が好き?」と質問しよう
できる!)「いっしょにやろう」と声をかけよう
これだけでもOK)相手が話し始めたら「おもしろそう!」と聞いてあげよう

<「ねえねえ」って声をかけてみよう>

友だちになるためのきっかけは、やっぱり話をすることかな。 でも、いきなり「友だちになってください!」なんて話しかけると、相手もとまどってしまうかもしれないね。

ぼくのおすすめとしては、「ねえねえ」という感じで、軽く声をかけてみることです。たとえ一度も話したことがなくても、「ねえねえ」と言われたら、思わず「なに?」「どうしたの?」って答えますよね。

そうしたら、「何か好きなものある?」と、相手の好きなものを聞いてみてください。または、「○○っていうアニメ、好き?」「じゃあ、〇〇っていうユーチューブ動画は好き?」といったように、きみが好きなものを二つぐらい言ってみてほしいんだ。もし、「わたしも好き!」と言ってもらえたら、好きなものの話題でもりあがれるので、一気に友だちになれるはずだよ。

『こんなときどう言う?事典』より引用
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