まずは自分から話しかけてみて
<あまり親しくないクラスメイトと遠足のバスでとなり合わせ。沈黙の時間になりそうで心配>
<目の前で起こっていることを話題にして話そう>
だれかといっしょにいるときに、だまったままでいるのって、けっこう疲れるよね。そうなる前に少しだけでも会話ができると、とても楽になります。
遠足のバスでとなりの席になった子と、あまり親しくなかったとしても、「ねえねえ、今日の遠足さ、どこが楽しみ?」と、まずは聞いてみてほしいんだ。それで、「公園が楽しみ」「お弁当かな?」と返ってきたら、「公園で何しようか?」とか「今日はどんなお弁当なの?」と、さらに聞いてみると、話は続きますよね。
これはかんたんにいうと、「お互いに共通していることを話す」ということなんです。今いっしょに見ていること、いっしょにやっていること、二人が好きなことを探して話をしてみるのです。
たとえば、「いっしょにバスに乗っている」ことも、共通している部分だから、「わたしはバスに乗ると乗り物酔いしやすいんだけど、あなたはしないの?」と話してもいいよね。「乗り物酔いはしない」と言われたら、「乗り物酔いしないコツとかあるの?」みたいに、質問してもいいですね。
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