SKY-HIが「上司には無邪気さが必要」と語る真意 若手部下とのコミュニケーションの極意とは
ほとんどは起業時のロードマップ通り
倉沢美左(以下、倉沢):BMSGでは、BE:FIRSTのワールドツアーやガールズグループオーディション「No No Girls」の開催、そして次のボーイズグループのオーディション……と次から次へと新たな発表がありますが、経営者としてスピード感は意識しているのですか?
SKY-HI:いや、というよりは、必要なことを、必要な分やっていたらそうなっているっていうほうが正しい気がします。やらない理由を探したらいっぱい出てくるけれども、やるべきことは1個でも多くやったほうがいい。
倉沢:それはもともとBMSGを立ち上げた時にそれぞれ何をするか、ロードマップがあったのですか?
SKY-HI:ほとんどのことが起業時に引いていたロードマップのままだとは思うんですけど、「No No Girls」に関しては相当前倒ししているかなと思います。
理由は大きく2つあって、1つは育成部署から、「女の子のオーディションはいつやるんですか」というのがあった。ただ、女性グループをプロデュースするリソース的な問題だけでなく、感性、センスなどの点で自信がないというか、できないと思っていた。
(ラッパーで、現在「No No Girls」のプロデュースを手がける)ちゃんみながやってくれるまでは無理かな、という感じだったのですが、プライベートでも仲がいいので会うたびに「いつやる?」という話はしていました。