SKY-HIが「上司には無邪気さが必要」と語る真意 若手部下とのコミュニケーションの極意とは

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
(写真:ペイレスイメージ1/PIXTA)
さまざまな業界のパイオニアやエキスパートの仕事や人生の哲学について深掘りするインタビュー番組「TK Deep Inside」。第1回は、音楽プロダクションBMSGの創業者であり、CEOを務めるSKY-HI氏に、日本の音楽業界が抱える構造的な問題や将来のポテンシャル、自身の経営哲学などについて聞いた。
※記事の内容は東洋経済の「TK Deep Inside」から一部を抜粋したものです。外部配信先では動画を視聴できない場合があるため、東洋経済オンライン内、または東洋経済オンラインのYouTubeでご覧ください。

ほとんどは起業時のロードマップ通り

倉沢美左(以下、倉沢):BMSGでは、BE:FIRSTのワールドツアーやガールズグループオーディション「No No Girls」の開催、そして次のボーイズグループのオーディション……と次から次へと新たな発表がありますが、経営者としてスピード感は意識しているのですか?

SKY-HI:いや、というよりは、必要なことを、必要な分やっていたらそうなっているっていうほうが正しい気がします。やらない理由を探したらいっぱい出てくるけれども、やるべきことは1個でも多くやったほうがいい。

倉沢:それはもともとBMSGを立ち上げた時にそれぞれ何をするか、ロードマップがあったのですか?

SKY-HI:ほとんどのことが起業時に引いていたロードマップのままだとは思うんですけど、「No No Girls」に関しては相当前倒ししているかなと思います。

理由は大きく2つあって、1つは育成部署から、「女の子のオーディションはいつやるんですか」というのがあった。ただ、女性グループをプロデュースするリソース的な問題だけでなく、感性、センスなどの点で自信がないというか、できないと思っていた。

(ラッパーで、現在「No No Girls」のプロデュースを手がける)ちゃんみながやってくれるまでは無理かな、という感じだったのですが、プライベートでも仲がいいので会うたびに「いつやる?」という話はしていました。

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事