大人の教養は「教科書」で身につけよう!

下手なハウツー本よりずっと使える

東京都第一教科書供給株式会社は、この地で開業して65年。同様の会社は都内6カ所、全国に53カ所あるそうだが、一般の人も気軽に手に取って閲覧できるのは珍しいという(撮影:編集部・小柳暁子)
あの頃お世話になった一冊が、教養の宝庫として見直されている。忙しく読書の時間がないビジネスパーソンには、まさにうってつけだ。

JR大久保駅から徒歩1分。教科書の供給販売を行う「東京都第一教科書供給株式会社」では、一般の人も気軽に教科書を手に取って閲覧、購入できるようになっている。

教科書がずらりと並ぶ光景の第一印象は、カラフル。「かわいい!」と声を上げる人がいるというのも納得だ。

「カラーが増えましたね。小学校や中学校の教科書は全体的にサイズも大きくなっています」と、常務取締役の渋谷保さん。

今、ハンディーにまとめられた教養書として教科書が注目を集めている。グループで歴史を学んでいるという女性は、一般書はある部分は深いのにある部分は浅く使いづらいが、教科書はいい意味で広く浅く情報が網羅されているので、何かを学ぶのに最適と話していたという。

「学生時代に得意だった分野の教科書を、もう一度勉強しようと購入していくお客さんも多い」(渋谷さん)

山川出版社の『詳説日本史B』や三省堂の『CROWN』など計6冊の教科書を購入し、お会計は4340円。渋谷さんは、「みなさん、値段が安いとよくおっしゃいます。現代文なんて、これだけ作品が載っていて、この値段(860円)ですから」と言う。

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