よく聞く2つの考え方の誤解
欧米では、生存中から長く人気のあったアドラーでしたが、日本での人気や知名度は高くありませんでした。それが変わるきっかけとなったのは、前記事でもふれたように『嫌われる勇気』という本でしょう。
「アドラー心理学」を哲学者と若者の対話形式で解説し、ベストセラーとなります。のちに発刊された『幸せになる勇気』と合わせて、日本国内だけで370万部、全世界で1200万部を超えています。
ただ、「嫌われる勇気」というタイトルにもあるように、人間関係に悩む人、「嫌われる勇気」をもてない人などに、人気を博したような面があります。
これは、日本人の2つの性質が関係しているように思うのです。「同調圧力」と「承認欲求」の2つです。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら