悩むぐらいなら慎重に構えてばかりではダメ
【慎重・考えすぎタイプ】慎重でしっかり調べてからでないと動けない。自分の発言内容を吟味しすぎて、相手の話を聞いているうちに自分の発言機会を失うことも。
自分が言っていることが正しいかどうか慎重になり、話すタイミングを逸してしまう。「口がうまい人」にひそかに不満を持っている。
会議で反対意見を持っているけれど、その根拠がこれでよいのかなどと悩んでいるうちに話が進んで、結局何も言えないまま決定してしまう──ということが起きやすいのが、このタイプです。
こういうのは、生き方の問題になるんです。もちろん、発言することを我慢したほうが得だと思うのなら我慢し続けたほうがいいでしょうし、慎重に生きることをモットーにしているのであれば、それはそれで否定はしません。
でも、後になって発言できなかったことをウジウジ悩むぐらいだったら、慎重に構えてばかりいては、ダメです。
言わずに後悔したり、後から議論を蒸し返したりするくらいなら、その場で口を挟んだほうがいいと思います。
特に、すでに決まってしまった後で結論を覆そうとすると、反発も大きくなるため相当なエネルギーが必要になります。そもそもそんなことをして文句を言われないのは、それなりのポジションの人だけだと思います。
このタイプの人には、「伏線を張る」というやり方を紹介しておきます。
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