「宝くじで夢を買う」人が知らないトータルの損得 公営と民営では民営のほうが還元率は高い

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
2/6PAGES
(出所)『“1 ミリも難しくない”統計学スマホゲームのガチャでSSRを引く確率は?』

世にあるギャンブルの運営者は、実はこの大数の法則による結果を活用して、ギャンブルを長くやればやるほど運営側が儲かるように、入場料や使用料を設定しています。

しかし、このコイン投げのシミュレーションの結果通り、意外とバラついて連続で表や裏が出ることもあります。同じギャンブルを長時間継続してやらない場合、このコイン投げの例のように、結果がバラつくこともあります。つまり一部だけ見れば、大きく勝つことも大きく負けることもあるということです。

結果がバラついて、大きく勝った現象にフォーカスしたのが「ツキ」の正体なのかもしれません。

ギャンブルの損得を判断する「還元率」と「控除率」

ギャンブルにおいて、「みんなはどのくらい儲けているのか」が気になるものです。もちろん個人での損得は個人に聞かないとわかりませんが、ギャンブルに参加した人のトータルの損得を測る指標はあります。「期待値」「還元率」「控除率」です。

期待値とは平均のことです。裏表が公平に出るコインを10回投げた場合を考えてみましょう。表・裏が出る確率は1/2なので、「大体表が平均5回出て、裏が平均5回出るかな?」と予想すると思いますが、この値が期待値です。

宝くじのように、賞金額とその賞金が当たる確率(賞金の本数)がわかっているものは、具体的にこの式に当てはめて期待値を計算できます。

期待値=当せん金×当せんする確率

3/6PAGES
4/6PAGES
5/6PAGES
6/6PAGES
佐々木 淳 下関市立大学教養教職機構准教授

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

ささき じゅん / Jun Sasaki

防衛省海上自衛隊パイロット候補生の数学教官、代々木ゼミナール数学科講師を経て現職。防衛省時代は、数学を苦手とする文系パイロット候補生に、パイロットに必要な理系数学を日本で唯一教えていた。教え子は1000 人以上。パイロット候補生の教育とは別に小学生の算数教室などの出前授業を実施、全国紙を含むメディアで紹介。読売中高生新聞の理数コーナーの連載を担当、中高生に実用的な数字・数学を伝えている。保有資格は、数検1 級、AI 実装検定他。過去、雑誌『プレジデント』内数字の学校も担当。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事