「宝くじで夢を買う」人が知らないトータルの損得 公営と民営では民営のほうが還元率は高い
世にあるギャンブルの運営者は、実はこの大数の法則による結果を活用して、ギャンブルを長くやればやるほど運営側が儲かるように、入場料や使用料を設定しています。
しかし、このコイン投げのシミュレーションの結果通り、意外とバラついて連続で表や裏が出ることもあります。同じギャンブルを長時間継続してやらない場合、このコイン投げの例のように、結果がバラつくこともあります。つまり一部だけ見れば、大きく勝つことも大きく負けることもあるということです。
結果がバラついて、大きく勝った現象にフォーカスしたのが「ツキ」の正体なのかもしれません。
ギャンブルの損得を判断する「還元率」と「控除率」
ギャンブルにおいて、「みんなはどのくらい儲けているのか」が気になるものです。もちろん個人での損得は個人に聞かないとわかりませんが、ギャンブルに参加した人のトータルの損得を測る指標はあります。「期待値」「還元率」「控除率」です。
期待値とは平均のことです。裏表が公平に出るコインを10回投げた場合を考えてみましょう。表・裏が出る確率は1/2なので、「大体表が平均5回出て、裏が平均5回出るかな?」と予想すると思いますが、この値が期待値です。
宝くじのように、賞金額とその賞金が当たる確率(賞金の本数)がわかっているものは、具体的にこの式に当てはめて期待値を計算できます。
期待値=当せん金×当せんする確率
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