「宝くじで夢を買う」人が知らないトータルの損得 公営と民営では民営のほうが還元率は高い
ロト6は、1から43の数字から6つの数字を予想するくじです。1枚200円で、キャリーオーバー(前回の払い戻しがない場合)を含めると、当せん金額の最高額はなんと4億円と、夢が膨らむ賞金額です。とはいえもちろん、宝くじと同様にほとんど当たりません。6つの数字とボーナス数字一つの計7つの数字のうち6つが的中したとき、つまり2等賞で当せんしたときの賞金は、理論上約1500万円となります。また、1から31の数字から3つの数字を選ぶミニロトもあります。
ナンバーズには2種類あり、「ナンバーズ3」は3桁の数字、「ナンバーズ4」は4桁の数字を予想します。また、選んだ数字とその並ぶ順番が的中しないと、払い戻しのない(つまり外れの)「ストレート」。数字の組み合わせが当たっていれば、順番が異なっていても払い戻しになる買い方の「ボックス」があります。 ボックスとストレートでは、ストレートのほうが当せん確率は低いため、賞金も高くなります。
他の人とかぶらない数字とは?
ナンバーズ3のストレートを例に見ていきましょう。ナンバーズ3で当せん者に払い戻される金額は、その回の売上額と当せん的中の枚数によって決まります。売上額を的中した人の数で割り算して求められた金額が、ストレート的中の賞金額となるわけです。
つまり、的中する枚数が多ければ多いほど賞金額は減り、的中する枚数が少なければ少ないほど賞金額は増えるシステムです。的中枚数が少ないほうが有利になるわけなので、他の人と違う数字で賭けたほうが賞金は高くなりそうですが、そんなことができるでしょうか?
私たちは、普段ランダムな3桁の数字を考える機会はあまりないので、ついつい好きな3桁の数字を選んでしまいます。例えば私は、4月29日生まれなので429という3桁の数字を意識せず何となく使ってしまいますし、ギャンブルのときならば、ラッキーセブンの777は縁起がよさそうなのでついつい選んでしまいがちです。
つまり、必然的に誕生日やギャンブルの当日、ゴロがいい数字、ゾロ目の数字などは多くの人が選びそうな数字になるということ。予想する人が多くなり、結果賞金額は低くなる可能性があります。そのため、みんなが買いそうな数字を選ばない、逆張りをしてみんなが選びそうにない数字、ゴロの悪い数字を選んで買う方法も、戦略の一つとして留めておくのもよいかもしれません。
ちなみに、「ランダムな数字が思いつかない」という人は、「ランダムな4桁の数字を出すガチャ」や「ランダム3桁数字ジェネレータ」などのWebページを活用する手もあります。また、生成系AIであるChatGTPやBingAIを活用する方法も考えられますね。
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