Yさんはなぜ教員を目指したのでしょうか（写真： mits / PIXTA）
浪人という選択を取る人が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか？また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか？ 自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろんな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。
今回は進学校から2浪で群馬大学教育学部に補欠合格して進学するも、教員採用試験で2浪を経験。9年の教員生活を経て、公認心理師の資格を取るために1浪し、現在教育系の会社を運営しているYさん（仮名）にお話を伺いました。
著者フォローをすると、連載の新しい記事が公開されたときにお知らせメールが届きます。
合格間違いなし、と思われていたが…
この連載の一覧はこちら
うまくいくと思っていたのに結果が出なかった経験は、きっと皆さんもあると思います。
今回、お話を聞いたYさんは、1浪目で成績を大きく上げ、志望校のA判定を取って合格間違いなしと思われていました。しかし、思わぬアクシデントでまさかの不合格を経験し、2浪目はモチベーションが低下してしまいます。
その状態から彼はどう立ち直ったのか。モチベーションの低下を乗り越えて掴んだ合格は、今の彼の人生にどのような影響を及ぼしているのか。大学受験2浪・教員採用試験2浪の彼の人生に迫ります。
関連記事
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら