「ストレスへの対処」下手な人の考え方の悪いクセ 困難に打ち勝つ人が持つ"首尾一貫感覚"とは?

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ストレスで疲れている女性
ストレスがあっても「なんとかなる」と思える人とそうでない人、考え方の違いとは?(写真:shimi/PIXTA)
パワハラ上司、ブラックな職場、しんどい人間関係、キツすぎる仕事……。つらい出来事やストレスフルな事態に直面したとき、精神的に参ってしまう人は多いものです。しかし中には困難な状況でもうまく対処して心の健やかさを保ち、「なんとかなる」と前向きに考えられる人がいます。この違いはどこからくるのでしょうか。
公認心理師・舟木彩乃さんの著書『「なんとかなる」と思えるレッスン 首尾一貫感覚で心に余裕をつくる』では、1970年代に医療社会学者アーロン・アントノフスキー博士によって提唱された「首尾一貫感覚(別名:ストレス対処力)」をキーワードに、心に余裕をつくるコツを解き明かしています。同書から一部を抜粋・編集して、ストレスマネジメントのヒントをご紹介します。
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首尾一貫感覚とは?

「首尾一貫感覚」とは、強いストレスがある状況でも困難を乗り越え、心身の健康を保つことのできる力です。そのため、別名「ストレス対処力」とも言われています。

首尾一貫感覚が高い人と低い人のストレスの受け止め方の違いを表したイラスト
首尾一貫感覚が高い人はストレスを上手にマネジメントしている(イラスト:kikiiクリモト)

首尾一貫感覚は、人生でふりかかるストレスやアクシデントから自分を守り、対処できる力であるだけでなく、そうしたストレスやアクシデントさえも、自分の成長や人生の糧に変えることができる力でもあります。

首尾一貫感覚は、英語で「Sense of Coherence /SOC」と言います。

「Coherence」は、日本語に直訳すると「首尾一貫」です。「首尾一貫」と言うと少し硬い感じがしますが、「Coherence」には、「首尾一貫」のほかに「統一性」「全体感」というわけもあり、「筋道が通っている」「全体として辻褄(つじつま)が合っている」という意味にとらえていただいてOKです。

首尾一貫感覚をもう少し詳しくお伝えすると、「極限のストレスを経験し、過酷な状況に直面したとしても、それを成長の糧にさえするなどして、自分の人生を全体として辻褄(つじつま)が合ったものにできる、つまりいいことや悪いこと、さまざまな出来事があったとしても、全体として腑(ふ)に落ちると思える人生にすることのできる感覚」となります。

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