ただ、浪人中に患った精神面の病気については、現在も完全な治癒はしていないようで病院への通院を続けていて、2年間の休学をするなどの苦労も続いているそうです。
もし浪人をしなかったらと考えることも
「精神的に病んでいる状態で受験していたので、受かっても心が動かなくなってしまっていました。大学に入ってからも心のバランスを崩したまま授業に出ていたので、浪人をしてまで医学部に入った今の人生と、その選択をしなかった人生のどちらが幸せだったのかを今でもすごく考えます。
浪人することは悪いことではありません。ですが、精神的に悪くなってしまうくらいなら、受験から離れてみるのもいいし、健康を取り戻してから人生について考えるのもいいと思います。健康が一番大事です。それを、休学してから実感しました」
現在、2年の休学を経て、今年から医学部の2年生に戻ったごろうさん。さまざまな苦難にぶち当たり、大学に入ってからも苦労をしている彼はそれでも「医者になりたいと思っているので、頑張ります」と、現在、前向きに自分の道を突き進んでいる様子を伝えてくれました。
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