「根拠なしでOK」子どもの自己肯定感を育てる利点 親の自己肯定感が低くても高い子どもに育てられる
どんなときでも自分の存在意義や価値を自分自身で認められる自己肯定感は、さまざまなことにチャレンジする原動力となります。アメリカで出産と子育てを経験し、『高卒シングルマザーがわが子をUCLA特待生に育てた45の方法』の著者である高松ますみさんいわく、親自身の自己肯定感が低くても自己肯定感の高い子どもに育てることはできるそう。高松さんの著書より一部抜粋・編集のうえ、子どもの自己肯定感を育む親の接し方を解説します。
自己肯定感はチャレンジ精神を生む
「特に根拠はないけれど、自分にはできる気がする」
こういった根拠のない自信は、自己実現のための大きな原動力になります。わが家の娘が、英語もろくに話せないのにアメリカの高校に進学したときがまさにそうでした。
「失敗を恐れず、さまざまなことに挑戦できる」。この能力はこれからの社会を生き抜くために必要なスキルですし、多くの親御さんが子どもに身につけてほしいと考えていると思います。そのためには、「根拠のない自信」を持つ必要があります。
そして、その「根拠のない自信」を生み出すのが自己肯定感です。
自己肯定感とは、まわりの人に褒められたり認められたりしなくても、自分の存在意義や価値を肯定できること。もっと簡単に言えば、「自分は愛されていて、存在する価値のある人間である」と感じられることです。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら