その考え方もわかる一方で、なんだかモヤモヤしてしまう人も少なくありません。
75%が「あだ名を禁止すべきではない」という調査も
約6000人を対象にしたネット調査では、75%が「あだ名を禁止すべきではない」との回答で、とくに10代の女性の81%、男性の79%と高い割合で「あだ名肯定派」となっていました。
その理由としては、
「あだ名は仲を深めるひとつのきっかけにもなるので、マイナスな面だけで禁止するのは望ましくない」(女性・20代)
「何がダメで何がいいのかを考える機会を奪われると思うから」(男性・40代)
「ルールに縛り付けて従わせることが教育だとは思わない」(男性・30代)
「嫌なあだ名でいじめられたことはあるけど、気がついた大人が注意するか、嫌だと言える土壌(クラス)を作るべき」(男性・40代)
「禁止にしても、効果がないから(実際そうだった)」(性別非公開・10代)
「苗字に『さん付け』で呼ばれていたが、いじめられていた。あだ名といじめに相関はないと思う」(女性・20代)
「本名が嫌いだったので、あだ名に救われてきた」(男性・20代)
「小さい頃、キラキラネームで悩んでる友達があだ名で呼ばれると嬉しそうにしていたのを今でも覚えているから」(女性・10代)
といった意見があがっていました。
では、あだ名を禁止してしまうことのデメリットはないのでしょうか。じつは、そこには少なくないリスクが隠されています。
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