一部上場企業の社長や企業幹部、政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチなどのプライベートコーチング」に携わり、これまでに1000人の話し方を変えてきた岡本純子氏。
たった2時間のコーチングで、「棒読み・棒立ち」のエグゼクティブを、会場を「総立ち」にさせるほどの堂々とした話し手に変える「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれている。
その岡本氏が、全メソッドを公開し、累計20万部のベストセラーとなっている『世界最高の話し方』『世界最高の雑談力』に続き、待望の新刊『世界最高の伝え方── 人間関係のモヤモヤ、ストレスがいっきに消える!「伝説の家庭教師」が教える「7つの言い換え」の魔法』がついに発売された。
コミュニケーション戦略研究家でもある岡本氏が「小学校でのあだ名禁止」について解説する。
「あだ名」「呼び捨て」禁止「さん付け」指導の小学校
日本人のコミュ障化が止まりません。
「コミュニケーションの研究家」として、日本人の話し方、伝え方を観察してきましたが、コロナ禍もあって、人との距離感の縮め方に悩みを抱える人が増えています。
そうした傾向を象徴するようなニュースが話題になりました。
「クラスメートを『あだ名』で呼んだり『呼び捨て』せずに、『さん付け』するよう指導する小学校が増えている」というのです。
ニックネームの効用、禁止の弊害とは何でしょうか。
その是非について考えてみましょう。
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