「休日ダイヤ」からすっきり社会復帰する方法 手っ取り早く解決するための「三位一体改革」

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もっとも手っ取り早い改善策は、脳内にセロトニンを増やすことです。セロトニンとは、精神の安定、意欲に大きな影響を与える成分で、これが不足すると、憂うつな気分を引き起こします。今日は「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの増やし方を、食生活、運動、呼吸という3つの側面からお伝えしましょう。

■1, 食べ物から摂取

セロトニンはトリプトファンという物質から作られています。このトリプトファンは体内では合成できないため、食べ物から摂取する必要があります。日頃から、以下のような食べ物を摂るようにしましょう。

〈トリプトファンを多く含む食べ物〉
・肉類や魚類
・豆製品……豆腐、納豆、大豆、味噌
・乳製品……牛乳、ヨーグルト、チーズ
・ナッツ類……アーモンドなど
・バナナ

 

ご覧いただければわかる通り、バランスのいい食事を摂ることが大切です。そしてこれ以外にもう一つ、合成を助ける炭水化物も必須なので、最近はやりの「炭水化物抜きダイエット」は要注意です。おかずだけや、野菜サラダばかりを食べているとイライラの原因になってしまうので、気をつけたいところです。

また、気持ちを落ち着けたいときには、コーヒーを飲むならブラックではなく、牛乳を入れたカフェオレにするのがお勧めです。

■2, 運動

「リズミカルな運動」がセロトニンを増やすことがわかっています。散歩や、軽いジョギングなんかが効果的です。1日20分~30分程度でよいので、通勤中に解消できる方がほとんどなのではないでしょうか。車通勤の方や歩く距離の少ない方は、職場で極力エレベーターを使わず、階段の上り下りをするだけでも十分です。

お休みの日にごろごろするのも大切ですが、ちょっとそこまでの散歩や、コンビニに行くだけでも、効果はあります。これから気候も良くなりますし、お日様にあたる機会にもして下さい。お日様の光を浴びることもセロトニンを増やすのに効果的ですからね。

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