「休日ダイヤ」からすっきり社会復帰する方法 手っ取り早く解決するための「三位一体改革」

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■3, 呼吸

現代人は、呼吸が浅くなっていると言われています。呼吸が浅いと、不安になりやすいという実験結果もあり、それと裏返しに、不安な時には呼吸が自然と浅くなります。

自動コントロールされている自律神経系統の中で、唯一自己コントロールが可能なのが呼吸です。心臓を自由に止めることはできませんが、息を止めることはできますよね?

何度か繰り返すだけで効果が

そこでぜひやっていただきたいのが、深呼吸です。これを積極的に行っていくことで、自分の自律神経にダイレクトに信号を送ることができ、気持ちの安定につながります。

やり方は簡単。4カウントで吸って、倍の8カウントで吐ききるだけです。これを何回か繰り返しましょう。お腹のあたりを意識して腹式呼吸ができるといいですね。時折、「鼻から吸うんですか?」とか「口から吐いた方がいいですか?」と質問を受けますが、自分の楽な方でOKです。花粉症なのに我慢して鼻から吸うのも、辛いでしょうし。

また、嫌な夢を見て夜中に目が覚め、心臓がドキドキしている時も、深呼吸は力を発揮します。何回か繰り返すだけで、ドキドキを抑える効果があります。脳内のセロトニンをたっぷり充足させて、休み明けの憂うつを吹き飛ばしましょう!

大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

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おおの もえこ / Moeko Ohno

法政大学卒。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ資格認定機関)代表理事、産業カウンセラー、2級キャリアコンサルティング技能士。企業内健康管理室カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメントなどの分野を得意とする。現在は防衛省、文部科学省などの官公庁をはじめ、大手企業、大学、医療機関などで年間120件以上の講演・研修を行い、机上の空論ではない「生きたメンタルヘルス対策」を提供している。著書に『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』(サンマーク出版)がある。

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