■3, 呼吸
現代人は、呼吸が浅くなっていると言われています。呼吸が浅いと、不安になりやすいという実験結果もあり、それと裏返しに、不安な時には呼吸が自然と浅くなります。
自動コントロールされている自律神経系統の中で、唯一自己コントロールが可能なのが呼吸です。心臓を自由に止めることはできませんが、息を止めることはできますよね?
何度か繰り返すだけで効果が
そこでぜひやっていただきたいのが、深呼吸です。これを積極的に行っていくことで、自分の自律神経にダイレクトに信号を送ることができ、気持ちの安定につながります。
やり方は簡単。4カウントで吸って、倍の8カウントで吐ききるだけです。これを何回か繰り返しましょう。お腹のあたりを意識して腹式呼吸ができるといいですね。時折、「鼻から吸うんですか?」とか「口から吐いた方がいいですか?」と質問を受けますが、自分の楽な方でOKです。花粉症なのに我慢して鼻から吸うのも、辛いでしょうし。
また、嫌な夢を見て夜中に目が覚め、心臓がドキドキしている時も、深呼吸は力を発揮します。何回か繰り返すだけで、ドキドキを抑える効果があります。脳内のセロトニンをたっぷり充足させて、休み明けの憂うつを吹き飛ばしましょう!
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