「子ども達のために再婚を焦る」は大間違い シングルマザーが陥る誤った思考回路

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暴力を受けて育った子どもたちのため、優しい父親を見つけてあげたいのですが……。(写真:MM4 / Imasia)

前回は 感謝しない夫に、はっきり不満をぶつけよう

前々回は 我が子がどんな職に就いても、応援しよう

【読者からの相談】 

私は、小学4年生の双子の女児、佐和・佐知(仮名)を抱え、特別養老院で看護師をしている、バツイチで38才のシングルマザーです。仕事は多忙で、夜にいつ呼び出されても出勤できる状態でなければならない待機体制で、睡眠も十分にとれない生活をしています。
さて佐和たちですが、その実父から暴力を受けて育ったため、彼女たちが不びんでなりません。私は離婚後、佐和たちに優しい父親を見つけてあげたく、婚活を熱心に試みました。ところが休日が不規則で、バツイチで容姿も残念な私は、もてあそばれても、再婚を前提にお付き合いしてくださる男性とは出会えませんでした。
人並みに痩せてかわいくなり、知識と教養を身に付けないと、再婚は無理でしょうか? 私は再婚をあきらめたほうがよいでしょうか?
みわ(仮名)

【パンプキンからのコメント】

容姿が第一条件の再婚に反対

みわ様、再婚することを、いったんあなたの脳裏から消してしまうことをお勧めします。その理由は、あなたの言葉を借りますと「残念な容姿」だからでも、「知識や教養がない」からでもありません。

もしあなたが本当に「残念な容姿」でも、縁があれば「あばたもえくぼ」に見えるものですし、「美人は3日で見飽きるが、不美人はすぐに見慣れる。だから結婚の第一条件は心や相性」と、よき人生を送った先輩たちが口を揃えるほど、容姿は結婚の最優先条件ではありません。

美人と結婚した男性が、必ずしも幸せになっているわけではありませんし、人の知識と教養が、幸福と比例しているわけでもありません(私の負け惜しみだと思われないか心配ですが)。そういったことから、あなたがご自分で思っておられる「残念な容姿」が、再婚の妨げになっているという基準の結婚観をお持ちの間は、再婚願望を持つことそのものに反対です。

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