勉強の意識を変えた甲斐もあって、だんだん自身の仕事と密接に関わっている古文と漢文に関しても芽が出てきます。2017年度のセンター試験でともに0点だったそうですが、2023年度の受験ではどちらも30点以上取れたことが大きな自信となったそうです。
『月曜から夜ふかし』の出演を経て「44浪」のいま
そして東大受験8回目の2021年7月、『月曜から夜ふかし』の取材を受け、彼は自分が「42浪」だとカミングアウトします。
「実はあの『42浪』は濱井さん(※筆者)のことが頭にあったから出た言葉なんです。今回、取材をお受けしたのも濱井さんにお会いしたかったからというのがあるんですね」
「42浪」カミングアウトから2年。最初の大学受験から現在に至るまで、自称「44浪」の彼はYouTubeでの勉強生配信に興味を持ち、チャンネルを開設して視聴者と一緒に勉強をしています。
「河野玄斗さん(※登録者105万人のYouTuber)が1日に10~15時間勉強をしている様子をYouTubeで生配信しているのをみて、自分も似たようなことをしたいと思いました。還暦を過ぎた自分が勉強する様子を配信することで、多くの高齢の方に勇気を与えていきたいと思っています」
「最終的には仕事を辞めて、勉強に集中しようと思っています」と話したジミーさん。昨日より今日、今日より明日と成長を続ける彼の生きざまからは、まさに人生、一生勉強し続ける姿勢が大事なのだと思わされました。
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