(第64回)2012年度新卒採用動向調査【前半戦】 学生の動き

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(第64回)2012年度新卒採用動向調査【前半戦】 学生の動き

HRプロ株式会社
 口コミ就職サイト「みんなの就職活動日記」とHRプロが共同で実施したアンケート調査(2010年12月10~24日)をもとにリポートする。
 学生が就職を意識し始める時期は2つのヤマがあり、最初のヤマは夏休みを控えた6月、次が就職ナビがオープンする10月である。この調査は12月に行われており、学生が就活の初期活動を終えた時点の意識を反映した結果と考えてよい。

●最も大手志向が強いのは早慶クラス、次いで旧帝大クラス

 まず学生の大手志向を大学クラス別で確認してみよう。日本の新卒求人倍率は11年3月卒で1.28倍(リクルートワークス研究所)。低い水準だが、45.5万人の求職に対し58.1万人の求人がある。それなのに内定が取れないまま卒業せざるをえない理由の1つはミスマッチにある。
 5000人以上規模の企業に限ると0.47倍の狭き門だが、300人未満になると4.41倍。中小・中堅企業の採用意欲は旺盛だが、学生は有名な大手企業を志向しがちだ。

図表1:志望する企業規模(大学クラス別)

 学生の大手志向を調べてみると、最も大手志向が強いのは早慶クラス。70%以上と大半の学生が大手を志向している。次いで旧帝大クラスが約60%と多い。
 そして大学クラスが下がるほど大手志向は薄まっていく。中堅私大クラス、その他私立大学では「規模にまったくこだわらない」学生が4割以上であり、大手志向の学生は2割台にとどまっている。
 昨年に出版された就活本は「学生の大手志向が惨敗を招いている」と説くものが増えてきているから、学生は就職活動を進めながら「現実」と向き合っているともいえる。

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