ファーウェイが世界初デュアル切り替え望遠カメラスマホ。日本発売予定なしも完成度の高いPura 80シリーズ

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ファーウェイ Pura 80
ファーウェイ「Pura 80」シリーズ3モデル(筆者撮影)
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ファーウェイが日本で最後にスマートフォンを出したのは今から約5年前の2020年5月だった。市場撤退以前、ファーウェイの製品はカメラ性能を含め高い評価を受けていたが、今ではそのことを覚えている人も少ないかもしれない。

だが、ファーウェイは海外市場では引き続きハイスペックな製品を出し続けている。今回、紹介する「Pura 80 Ultra」はアップルやサムスンの上位モデルを凌駕するほどのカメラを搭載した高性能なスマートフォン。これを無視して業界を語ることはできないだろう。

アイコニックなデザインの切り替え望遠カメラ

Pura 80シリーズは「Pura 80」「Pura 80 Pro」「Pura 80 Ultra」の3モデルが登場する。いずれの製品も背面デザインは3つのカメラをトライアングルデザインの台座の上に搭載した特徴的な外観だ。このデザインは1年前に発売された「Pura 70」シリーズを踏襲しており、ファーウェイのフラッグシップカメラフォンのイメージを表す特徴的なデザインとなっている。

ちなみに中国メディアの情報などによると、「Pura 70」シリーズは2024年4月の発売以降、2025年7月までに約1300万台を売り上げたという。毎月の平均販売台数は約90万台であり、中国国内でも1機種の販売台数としては記録的な数だ。

中国では街中を歩けばこのモデルを持っている人をよく見かけるし、実は日本に来る中国からのインバウンド旅行者のスマートフォンを見ると、背面がトライアングルデザインカメラの「Pura 70」シリーズであることも珍しくない。

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