副業は短期プロジェクトですので、寄り道する暇はありません。
「ゴール」のイメージと「やらないこと」を明確にし、「〇〇年〇月にこの状況にする」ということを書面に明記することが重要です。
ゴールを明記することは、自らにプレッシャーをかけることにもなりますが、それは「プロの副業人材」として、覚悟すべきことです。そして、「やらないこと」を明記することで、自身を守ることができます。
おすすめは「契約業務以外については別途料金が発生する」と記載することです。
副業だからこそ「線引き」が重要
副業先でよくあることとして、次のようなことが起こります。
・その結果、「副業人材の本来のミッション」が達成できなくなる
・本来のミッションで結果が出なかったことを、責められる
日本には、「日本企業のメンバーシップ型雇用の文化」が残っている企業がたくさんあります。そうした企業では、「副業人材」が本来の職務以外のこともお願いされることがあるので、要注意です。
そのためにも、最初の契約時に、契約業務を書面に明記することがとても重要になります。
「副業人材」として雇う側の企業の中には、「あなたの持っている人脈・ネットワークにアプローチしたいだけ」というケースもあります。
あなたの人脈・ネットワークを副業先に使うときには、「何のために副業をしているのか」を、改めて確認しましょう。特に、本業に支障が出ることになっては本末転倒です。
人脈・ネットワークは貴重な資産ですから、すり減らしてはいけません。
「貴重な資産を使うことが合理的でない」と判断するのであれば、そのような仕事は断りましょう。
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