キラキラと楽しそうに見えるのは、そういうイメージを演出しているからにほかなりません。現実かどうかわからないことにとらわれて、思い悩む必要はないのです。
SNSの投稿がうらやましくて落ち込んでしまうときは、このことをまず思い出すようにするといいですね。
自分の本当の感情に耳を傾けて
また、キラキラした投稿に対して、「いいなあ」「うらやましいなあ」と思うときは、「自分はなにに対してこんなに嫉妬したり、うらやましいと感じているんだろう」と、自分の気持ちを掘り下げてみてください。
「うらやましい」という気持ちの奥には、もっと違う感情があるはずです。このケースでは、自分が誘ってもらえなかった「悲しみ」こそが、本当の心の感情です。
自分にきちんと向き合い、「誘ってもらえなくて悲しいんだな」と自分の本心をきちんと知ることはとても大切なことです。自分の悲しみを自覚することは、痛みを感じるつらい作業でもありますが、その気持ちにふたをしてしまうと、自分の本当の感情にどんどん気づけなくなってしまうのです。
自分がつらい、悲しいと感じていることをあえて無視するクセがついてしまい、心が疲れてしまっていることすらわからなくなってしまう。その結果、ある日突然心が折れて、心の病気になってしまうケースはとても多いのです。
そんな心の危機を防ぐためにも、「うらやましい」「ねたましい」などのネガティブな心の声も正直に話せる存在や居場所を創れるといいですね。
心の声を吐き出すことで、上手に気持ちのバランスをとれるようになります。
このように、「自分の声を聞く」ことは、よりよい人生を送るための必須のスキルであり、ひいては他者を理解することにもつながります。ぜひ、よりよい人間関係を創るうえでのヒントとして役立てていただければ幸いです。
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