大抵のことがうまくいってしまう「考え方」の秘訣 「自分を掘り下げる事」が良好な人間関係を創る

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「自分の声を聞く」ことができていますか?(イラスト:『10代のうちに知っておきたい言葉と心の切りかえ術:日常の“あの場面”をどう乗りきればいいかを学ぶ、話し方教室』より)

こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

人とコミュニケーションをとるときにも、自分がやりたいことを実現するためにも、「自分がなにを考えて、どうしたいのかをわかっている」ことから始めるとうまくいきます。

自分が今、どんな気持ちなのかを知ること。つまり、自分に向き合い掘り下げる作業が必要です。今、自分は悲しいのか、それともうれしいのか。敏感にキャッチすることが、自分に向き合い掘り下げるということです。それができるようになるには、普段から「自分で選んで決める」作業を繰り返すことが必要です。

そうした「自分の声を聞く」ことで自己肯定感を高める方法を、拙著『10代のうちに知っておきたい言葉と心の切りかえ術』から、一部抜粋・再編集してお伝えします。

なぜ自分で選んで決めることが大事なのか

それは本当に小さなことで構いません。食事のメニューを決めるときに「なんでもいい」ではなく、「私はナポリタンにする」と言う。遊びにいく時間を決めるときに「合わせるよ」ではなく、「私は10時集合がいいけど、みんなはどう?」と聞いてみる。

なぜ自分で選んで決めることが大事なのかというと、「自分の人生は自分が選択していくしかない」からです。誰かに言われたからと、まわりに流されて決めてしまうと、うまくいかなかったときに「やらされたから」「そう言われたから従っただけ」と、誰かのせいにすることになります。

自分で選んでいないから、やりがいも達成感もなく、「自分の人生を楽しんで生きる」のがどんどん難しくなってしまうのです。

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