ムダに怒らない人になる「心の持ち方」のコツ3選 「理想」が高すぎると怒りを感じやすくなる

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怒りの裏には、怒りの基となった感情が潜んでいるそうです。アンガーマネジメントの重要ポイントを紹介します(画像:[図解]『アンガーマネジメント超入門 「怒り」が消える心のトレーニング(特装版)』
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アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで生まれた怒りの感情と上手に付き合うための“心のトレーニング"のことです。「史上最高のテニスプレーヤー」と呼ばれるロジャー・フェデラー選手が取り入れて、大幅に成績を伸ばしたことでも知られています。
アメリカでアンガーマネジメントを学び、日本に導入した第一人者・安藤俊介氏の著書『[図解]アンガーマネジメント超入門 「怒り」が消える心のトレーニング(特装版)』より一部を抜粋し再構成のうえ、ムダに怒らない人になるの心の持ち方を解説します。

■一次感情に目を向けると建設的に解決できます

(画像:[図解]『アンガーマネジメント超入門 「怒り」が消える心のトレーニング(特装版)』

怒りは二次感情

夫婦ゲンカなどで「あなたは私の気持ちを理解してくれない!」などというセリフが登場することがあります。言葉に出さなくてもそういう気持ちになった経験を持つ人もいるでしょう。マンガもこのパターンです。しかし実は、「自分の気持ちをわかってくれない」と思っている本人も、自分の本当の気持ちを理解していなかったりします。

というのも、怒りは二次感情であり、その裏には一次感情が潜んでいるからです。

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