JINSの売れ筋に見た「仕事用メガネ」の最新潮流 PC作業で疲れないタイプ、2wayを愛用する人も

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JINS ジンズ 眼鏡
ビジネスシーンで使えるメガネもさまざまなタイプが揃う(写真:ジンズ)

多くの会社で新年度のスタートとなった4月は、服やバッグなどを新調する人が多い時期でもある。メガネの愛用者は、新しい商品を考える人もいるだろう。

「先日、初めてメガネを購入し、商品や価格帯が多彩なのを再認識しました」

筆者の仕事関係者(40代の男性)からは、こんな声を聞いた。

メガネの基本性能は視力の矯正だが、複数を所有する人も多い。市場規模は約4000億円、「アイウエア」(眼鏡・コンタクト・補正器具等)で約5000億円といわれる。昔ながらの商店街のメガネ店(大半が個人経営)が減り、チェーン店が拡大する業界だ。

中でも「JINS」ブランドを展開するジンズホールディングスは、2001年にメガネ業界に参入後、成長を続けている。現在は業界2位で前期の売上高は約669億円(2022年8月期)。国内店舗数「467店」(2023年3月末現在)の会社だ。

「ブルーライトカット」や軽量タイプが人気

実際にメガネを使う20代〜40代の声(筆者が行った一般愛用者への調査結果)を紹介し、JINSの売れ筋にも触れながら、仕事用メガネについて考えた。

「仕事でPC作業が多く、ブルーライトカットで軽いものを選びます」(30代の女性会社員)

「疲れないという意味で、軽さは大事ですね」(20代の男性会社員)

勤務先の職場でも、在宅ワークでも「パソコン・タブレット・スマホ画面を見つめ続ける」という人は多いだろう。どんな選び方をすればよいのか。

「まず、メガネ本体の軽さは大切です。フレームの種類にもよりますが、セルフレーム(プラスチック製)は約30g、エアフレーム(柔軟性のある素材を使用)は約10gと軽量化が進んでいます。軽いほうが着け心地も気にならず、快適に過ごせます」

ジンズの岡田真里奈さん(商品マーケティング本部 コーポレートコミュニケーション部 広報PR室)はこう話す。

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