JINSの売れ筋に見た「仕事用メガネ」の最新潮流 PC作業で疲れないタイプ、2wayを愛用する人も

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ご存じのように、メガネの形や色には流行がある。取材内容を踏まえて、1980年代以降の潮流をまとめてみた。

(※外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

各時代を彩った著名人には、「Dr.スタンプのアラレちゃん」「石原さとみさん」「サングラスでは浜崎あゆみさん、パリス・ヒルトンさん」という声も上がった。

「欧米に比べると、日本は保守的な市場です。フレームも黒系やブラウン系が支持され、女性でも落ち着いた色合いが人気です。業種や職種にもよりますが、総じて明るい色のフレームはビジネスシーンでは好まれないかもしれません」(岡田さん)

世の中の意識もかなり変わったが、個性を尊重よりもネガティブに捉える風潮は残る。

「数年前には、ビジネス用にと思って、シルバーフレームのメガネを買いました。でも周りから『知的ぶっている』と思われたくなくて、結局やめてしまいました」(30代の男性)

一方で、特に女性が得意な「らしく見せる」風潮は、コロナ禍で一段と進んだ。マスク姿ではフルメイクをしないのが知られているが、こんなメガネも人気だという。

「10代や20代女性から支持される『チークカラーレンズ』(フレーム価格+3300円)というのもあります。レンズの下部分に色みを入れることで、チークをしているように見せるレンズです。オンライン会議や近場の外出でもおすすめです」

通常のレンズ(左)とチークカラーレンズ(ピンク)のイメージ(写真:ジンズ)
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