JINSの売れ筋に見た「仕事用メガネ」の最新潮流 PC作業で疲れないタイプ、2wayを愛用する人も
若い頃はコンタクト派だったが、中年以降はメガネ派になったという人は多い。目の下のたるみを気にして、それをカバーするフレームのメガネを選ぶ、という人もいる。
「『仕事柄、人と接することが多い』という方から人気なのが、『JINS 無敵コーティング』というレンズです。超低反射なので、相手にレンズがギラっとした印象を持たれません。また、メガネはかけ外しや持ち運び、拭くといった行為でも小さな傷がつくことがありますが、このレンズには“超耐傷コーティング”も施されています」(岡田さん)
「無敵コーティング」は、写真撮影の際の反射や、リモート会議での映り込みを抑えたい時にも有効だという。
「クルマの運転」や「入浴時」に人気のメガネ
「最近、ブルーライトカットにも通常のメガネにもなる2wayタイプのものを買いました」(30代の男性会社員)
仕事で使うバッグは、リュック&手提げの2wayタイプの人気が高いが、1本のメガネを用途に応じて使い分ける人も増えている。
「営業や通勤でクルマ移動する方に人気なのが、『JINS スイッチ』です。フレームにお好みのプレートを重ねることで、視力矯正したままサングラスにもなります。直射日光がまぶしい日の運転時にサングラスにしたり、通常はメガネとして使用されたりといった使い分けが可能です」(岡田さん)
「メガネ&サングラス」は昔からあった2wayだが、近年の流行を反映して、同社ではこんな商品も市場に送り出した。
「2月6日、サウナ―(サウナ愛好家)をターゲットにした『JINS サウナ』というシリーズを発売。耐熱温度120℃で、レンズがくもりにくくフレームがさびにくいメガネです」
サウナ以外の需要もあるようだ。同社では公式アプリを通じ、購入者にウェブアンケートも行った(2023年3月3日~5日。n=100名)。それによれば、総合的な活躍シーンで最も多かったのは「銭湯・旅先の風呂」で、次いで「サウナ」「自宅の風呂」の順。岩盤浴やホットヨガ時に使う人もいた。
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