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「2倍働いて、3倍稼ぐ」外資系管理職の仕事の習慣 迅速に正しい結論を導く「意思決定のルール」

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  • 櫻田 毅 アークス&コーチング代表
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効果的にオートクラインを起こすためには、いくつかのコツがあります。

まず、相手と適切な言葉のキャッチボールをすることです。オートクラインは自分の言葉を自分の脳にインプットすることで起きるものですが、だからといって、自分が一方的に話していたのではダメです。

相手の質問や感想、アドバイスなどに反応しているうちに、閉じた思考領域の外に刺激を受けるという仕組みである以上、言葉のキャッチボールが必要です。

相手に正解を求めてはいけない

また、相手に正解を求めないこともポイントです。相手は良かれと思ってアドバイスをしてくれるかもしれません。しかし、それが正しいかそうでないかという視点でとらえてしまうと、そこに発想が縛られてしまいます。

自分の言葉で自分の脳を活性化させるためには、相手の言葉をヒントとしながら、あくまでも自分で考えようとする姿勢がよいでしょう。

さらに、自分のことを説明しすぎないことも大切です。相手の話がピント外れであったり現実的ではないと感じたりしたとき、正確に理解してもらおうとさらに細かく説明したくなります。その結果、相手はますます役に立とうと次のアドバイスを繰り出してきます。

そこで、「何でわかってくれないの」とムキになってしまったのでは、相手に理解させることに焦点が移ってしまい、建設的な自分の気づきは起きにくくなります。

相手の話がどのようなものであれ、ありがたく受け止めて、どうするかは自分の中で考えればよいのです。もし、相手が自分を説得しようとし始めたら、「参考になる考え方ですね」のひと言で、いったんリセットするとよいでしょう。

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【「オートクライン」を促す職場の環境】

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