メタボは男女共に年齢を重ねるごとに自然に増加し、年率約6〜8%前後増加するのが一般的といわれています。
しかし、2019年度から2020年度にかけては約13~17%増と、例年の2倍程度の増加率であることが明らかになっています。
「コロナで家にいる時間が増えたから仕方がない」という人もいるのですが、メタボについてもっと危機意識をもってほしいと思います。
私自身、36歳のころはメタボでした。しかし、医者である自分が生活習慣病にかかってはいけないと生活習慣改善に取り組み、克服した経験があるのです。
コロナで一変した生活を見直し「100年心臓」を
新型コロナウイルス感染症により、私たちを取り巻く環境や生活習慣、心理状態などが、これまでとは大きく変化しました。
コロナにより拍車のかかった「過食」や「運動不足」などの悪しき生活習慣は、「内臓脂肪の蓄積」とともに、「高血圧」や「糖尿病」「脂質異常症」などの「動脈硬化の危険因子の悪化」につながります。
さらに、一変した生活は「心の乱れ」を引き起こし、ストレスとなって自律神経に「よからぬ影響」をもたらします。これらは「心臓の健康」にとって大きなマイナスです。
そんないまだからこそ「『心臓の健康』を思いやり、生活習慣の改善を心がける」ことがなによりも重要です。
若々しく生きて「100歳を達成する」ために、食事、運動、睡眠、そしてメンタルを見直し、「心臓にやさしい生活」を今日から始めてみませんか?
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