「不登校なんてへっちゃら」現役校長が断言する訳 学校に行かなければ勉強できないなんて思い込み
学校に行けないことを恥じる必要なんて、1ミリもない!
君は驚くかもしれないけど、不登校なんて、じつは「へっちゃら」です。
別に学校に行かなくても、本人らしく生きていく方法はいくらでもあります。不登校は社会に出て行くうえで、なんの障害にもならないのです。
僕は校長として、不登校の生徒にこう伝えています。
「進級、卒業については校長に全部の権限があるから、僕と面談さえしてくれたら進級もさせるし、卒業証書も渡せるよ。ただ、卒業証書は、中学校の全課程を修了したことを証明するものなんだ。本当にあげちゃうけど、いいかな?」
僕が必ず面談をするのには、2つの理由があります。
1つは、進級させてよいか、卒業させてよいかを本人と直接話すことで判断するためです。
そしてもう1つは、社会に適応していくためのきっかけと学びを与えていくためです。
かんたんに言えば、本人と社会とのつながりを残し、本人を元気にしていくためです。
「全課程を修了したと証明しちゃうけど、大丈夫? 卒業すると、もう1回中学校に通い直すことはできないよ。もし学び直したいなら、フリースクールもあるし、数は少ないけど、夜間の中学校、ネットで通える中学校もあるよ」
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