登校をしぶる子に「言ってはいけない」言葉

「登校圧力」はなぜかけてはいけないか

「学校へ行きたい」と言いつつ休みがちになった子どもに対して、どのような配慮が必要なのでしょうか?(写真:Fast&Slow/PIXTA)

休みが増える傾向になるタイミングの1つが、5月の連休明けです。新年度からがんばろうという気持ちが強すぎて、エネルギーが切れてしまったり、思いと現実のズレが出てきたりするのかな、と思います。

それまで頑張っていた子どもの様子からは、学校へ行くことがとてもつらくなっている、ということを想像するのは難しいかもしれません。

ホントに行くの?

先生や保護者の多くが「子どもは学校へ行きたいと言っているんです」と言います。そして、子どもがなんとか再び行けるように力を注いでしまいます。

当記事は不登校新聞の提供記事です

「数日休むだけなら、みんなに遅れないですむ」とか「この状況を乗り越えたら、自分の殻を破るチャンスだ」といったように、学校の先生や保護者は、なんとかしてまた学校へ行かせてあげたいという思いが強く働くのです。

今回は、そのような「登校圧力のリスク」について書いてみたいと思います。まず考えたいのは、子どもが「学校へ行きたい」と言いつつ休み始めたことについてです。

私がここから判断できるのは、子どもが学校へ行くということを意識しながらも、それができない状況にあるということ。強いプレッシャーが本人にかかっていることは、想像にかたくありません。

以前「休み始めは『限界』だ」と書きましたが、コップの水が表面張力でかろうじて保っているような状態です。

そこに、たとえ1滴でも加えたら、コップから水はあふれてしまいます。つまり、たとえ緩やかな働きかけであっても、子どもが受け入れることができるプレッシャーを超えてしまう可能性があるのです。

登校圧力と言うと、ひと昔前のような無理やり学校へ連れて行くといったようなことをイメージするかもしれません。

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