「日本vsコスタリカ戦」プロはこう見る、驚く3視点 勝機は?「プロの観戦術」で俄然、面白くなる!
ここでコスタリカ戦のスタメンを予想しよう。
森保一監督はローテーション(ターンオーバー)をほのめかしており、初戦から大きくメンバーが変わりそうだ。
DF:山根視来、谷口彰悟、吉田麻也、伊藤洋輝
MF:遠藤航、柴崎岳
MF:堂安律、南野拓実、相馬勇紀
FW:上田綺世
通常であれば、ウインガー(直訳すると「翼」。「サイドの攻撃者」のこと)の堂安と相馬が「幅をとる」役目になる。チームとして両翼を広げて攻めるイメージだ。
練習時の「コーンの位置」から想像すると…
だが、練習場に準備されていた「コーンの位置」から想像すると、今回は堂安と相馬は内側にポジションを取り、サイドバックの山根と伊藤が「幅を取る」役目を担いそうだ(練習がメディアに公開されるのは冒頭15分のみだが、ピッチの上にコーンが並べられており、そこから選手の配置を読み取れる)。
攻撃時だけ、次のような配置になるイメージだ。
DF:谷口、吉田
MF:遠藤、柴崎
MF:山根、堂安、南野、相馬、伊藤
FW:上田
コスタリカの布陣は「4−4−2」が予想される。
山根と伊藤で相手のDFラインを横に広げたうえで、上田、堂安、南野、相馬が中央へ襲いかかる――相手は誰に対応すればいいかわからなくなり、中央でフリーの選手をつくり出せるはずだ。
これをサッカー用語では「中央をオーバーロードさせる」と言う。
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