就活生の親は「口を出さずにカネを出せ」

最も重要なことは就活資金を出すこと

Q3:先日、息子がキャリアセンターでもめ事を起こしてしまいました。一応、解決はしたのですが、キャリアセンターには行きにくくなってしまったようです。どうすればいいでしょうか。

大学生とはいえ、20歳を超えているのですから自分で考えさせるべきではないでしょうか。とりあえず、解決したのならばキャリアセンターに行った方がいいと思います。

大学のキャリアセンターには情報が集まっています。また、最近のキャリアセンターは、面接の練習、エントリーシートの添削など昔では考えられないようなサポートをしてくれます。活用しないのはもったいないことです。

しかし、どうしてもキャリアセンターに行きたくないと言っているのならば、ハローワークへ行くのはいかがでしょうか。最近では、ハローワークが学生の就活の面倒を見てくれます。親がハローワークに抱く暗いイメージはありません。

全国に「新卒応援ハローワーク」が設置されており、大学院・大学・短大・高専・専修学校などの学生や、これらの学校を卒業した人を対象に就職支援をしています。多数の若者が集まり、大学のキャリアセンターのような雰囲気です。

新卒応援ハローワークにはジョブサポーターと呼ばれる専門の相談員がいて、さまざまな相談に無料で応えてくれます。またエントリーシート・履歴書の添削や、面接指導も受け付けています。

さらに臨床心理士が就活学生の心理的サポートを行っています。就活の失敗からうつ病になるケースがありますが、そういったトラブルを未然に防いでくれます。これも無料です。そのほか、就職面接会・会社説明会を随時開催していますし、面接力アップセミナー、就活マナー講座などが用意されています。

また、中小企業の任意団体である中小企業家同友会が中小企業専門の採用サイト「ジョブウェイ」を運営しています。情報提供だけでなく、全国で合同企業説明会を開催して学生と中小企業の出会いの場を作っています。

公益財団法人の東京しごと財団が運営する「東京しごとセンター」では、学生と中小企業との交流会や、職場見学などのイベントを開催しています。そのほか、模擬面接や筆記試験対策などの講座やインターンシッププログラムも用意しています。就活生は情報検索やエントリーシート作成のために東京しごとセンターのパソコンを使用できますし、カウンセラーに相談することもできます。

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