女子就活生、「一般職なら簡単」という勘違い 人気企業の内定者は高偏差値校のみ

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(撮影:大塚一仁)
就活はほとんどの学生にとって初めてのことであるため、多くの誤解が生まれて、その誤解に振り回される学生が少なくありません。今回は女子学生から寄せられた採用形態と服装に関する質問にお答えします。採用形態や服装について正しく認識をして就活してください。

一般職であれば入社は簡単?

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Q1:総合職で内定を取るのは難しそうなうえ仕事も大変そうなので、一般職を受けたいと思います。一般職を受ける場合の注意点を教えてください。(東京都内・女子大・文系)

女性が総合職として働くということは、男性と同じ条件・待遇で勤務するということです。男性と同様に転勤もあり、業務内容も同じです。実績を上げれば男女の区別なく昇進・昇給します。

一般職とは正社員ですが、待遇面では総合職に劣り、定型・補助的な業務を担当する職種です。昇進は限られています。原則的に引っ越しを伴う転勤はありません。

「総合職での入社は難しいが、一般職入社は簡単」というイメージがありますが、実はそうではありません。短大卒や中堅女子大生の就職する職種と思われるかもしれませんが、実は上位校の女子学生の間で一般職人気が高まっています。

中堅企業の総合職よりも、大手企業の一般職を選ぶ女子学生は珍しくありません。大手企業のほうが人に勤務先を言うときにかっこいいし、福利厚生も充実しているので、大手の一般職を選ぶようです。

それでは『就職四季報女子版』(2016年版)から、人気企業の女性採用実績校を見てみましょう。

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