文章力のない人は誰でもできる「型」を知らない 埋めていくだけで書ける「フォーマット」を公開

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「でも、なかなかわかりやすい文章を書けない。書けたとしても、時間がかかる。だから、会って話したほうが早い」という声が聞こえてきそうです。

今回は、僕が作ったフォーマットの中でも、いちばん多くのシチュエーションで使える1-8の項目で構成された「万能フォーマット」をご紹介します。仕事で作る文章の7割は、これを最初にコピー&ペーストしてから書き始めることで、かなりわかりやすく、簡単に書けるようになるはずです。

(外部配信先ではフォーマットの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

文章をうまく速く書くための万能フォーマット
(出所)『THE FORMAT』(サンマーク出版,以下同)

実際にはどう書けばいい?

実際に使うときには、具体的なことを書き足していきます。今まで書くのが面倒だった内容が、すっきりと簡単に書けるようになるはずです

文章をうまく速く書くための万能フォーマット

実際に送付するときには、1−8までのフォーマット部分は消して整えます。「現状」「懸念点」などの見出しをつけると、よりわかりやすくなります。

文章をうまく速く書くための万能フォーマット

フォーマットに沿って記入していくだけで、書くのに時間がかかったり、つい長くなってしまったりする文章を、すぐに、わかりやすく書くことができます。

また、口頭で伝えたほうが早いと思えるような相談事も、このフォーマットに沿ってメモを作っておくと、打ち合わせの目的を見失うことなく、ツッコミや説明を求められることもなく「判断してほしいこと」の部分だけを検討してもらうことができます。

石倉 秀明 株式会社キャスター 取締役CRO(Chief Remotework Officer)

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いしくら ひであき / Hideaki Ishikura

1982年生まれ。群馬県出身。株式会社リクルートHRマーケティング入社。2009年に当時5名の株式会社リブセンスに転職し、事業責任者として入社から2年半で東証マザーズへの史上最年少社長の上場に貢献。その後、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)のEC事業本部で営業責任者を務めたのち、新規事業・採用責任者を歴任。2016年より1500人以上のメンバーがほぼ全員リモートワークで働く株式会社キャスターの取締役に就任。そこで磨き上げた文章術と「フォーマット」を本書で初公開している。

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