仕事のできない人はメールの文面がイケてない 1文1文はシンプルに見やすさを意識してみよう

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チャットやメール……「仕事ができる人」ほど絶対に気を付けたい3つのポイントとは?(写真:juststock/iStock)
リモートワークやオンライン会議などが増えたことと合わせて、仕事でチャットやメールを使う機会は、以前より増えています。その中で、「出社するよりも仕事がしづらい」「効率が上がらない」と感じている方の多くは、ある共通した問題を抱えています。
「文章の書き方」について書いたベストセラー書籍100冊を分析し、皆が「重要だ」と言っているわかりやすい文章の書き方のルールをまとめた新刊『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』の著者の1人であり、プロのライターである藤吉豊さんが、100冊の書籍に書かれてあった内容をもとに、仕事のできる人こそしてしまいがちな残念なチャットやメールの特徴と、わかりやすいメールやチャットの書き方を解説します。

チャットやメール特有の「伝わりにくさ」に要注意

チャットやメールでの指示は通りにくい。相手の反応が見えないのでどこまで伝わっているか、わからない。聞いたことに対する返事が、正しく返ってこない。こんな悩みを抱えていませんか?

「だからやっぱり、出社して直接指示するか、最低でも電話で話さないと」と思っている方も多いのではないでしょうか。

チャットやメールには、コミュニケーションを快適にする書き方の「コツ」があります。

そのコツを覚えると、口頭によるコミュニケーション以上の効果を得ることができます。指示や依頼の内容が明確になり、伝え漏れがなくなるからです。

では、どのようにすれば、コミュニケーションミスを防ぐことができるのでしょうか。

僕が100冊以上もの「文章術について書かれた本」を読み、その内容を調査・分析してみた結果、

・「文章のプロが大切にしている書き方のコツ」には共通点がある

・「誰でも、早く、上手な文章を書く」ための絶対ルールがある

ことがわかりました。

今回は、その絶対ルールの中から、テキストコミュニケーションを円滑にするために最も大事なポイントを3つ、紹介します。

ほんの1分間、自分の入力したテキストを見直すだけでも効果のある方法です。

次ページ1つの文にあれこれと内容を詰め込んでいませんか?
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