「発言しない人」「話し続ける人」差を埋めるスゴ技 数人だけが発言している状況をどう変える?
あなたは会社の会議で十分に発言できていますか? 会議で積極的に発言するにはそれなりの準備が必要です。『会議の成果を最大化する「ファシリテーション」実践講座』の著者であり、すごい会議®️公式コーチでもある大野栄一氏は、会議を活性化するための最大の準備は「書く」ことだと語ります。大野氏の『会議の成果を最大化する「ファシリテーション」実践講座』の一部を抜粋、再編集し、その準備のメリットについて紹介します。
会議に10人の幹部が参加しているとしよう。御社も含めて一般的に、参加者の何人が積極的に発言しているイメージがあるだろうか。大概返ってくる答えは、2人から3人だ。
では、この10人のメンツそのものは変えずに、しかも何のインセンティブも与えずに、一瞬にして10人全員が発言する会議に変える方法があったら知りたいだろうか。実際にその手法は存在する。
それはとてもシンプルな手法だ。その手法とは、紙に書いてから発表するという会議手順にすることだ。この書いて発表するという手順は『すごい会議®️』が強く推奨する会議のお手前になる。
書いて発表する3つのメリット
まず、会議で扱いたいテーマを魅力的なクイズに変換することで意見を引き出すというコツがある。このクイズの答えを一旦紙に書いてもらい、それをそのまま読んでもらうという会議手順にすることだ。
そもそも書いて発表するという会議手順にした途端に、少なく見積もっても3つのメリットが生産される。どのようなメリットが生まれるのか。
1.書いている間は他人の意見に影響を受けない
2.ロング・スピーチを防げる
3. 一部の人だけではなく、参加者全員が貢献できる場に変わる
2.ロング・スピーチを防げる
3. 一部の人だけではなく、参加者全員が貢献できる場に変わる
1つひとつ見ていこう。
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