「ちょっとでも遊ぶと合格が遠ざかる」は危険な発想
「受験生であっても、夏休みは、適度に遊んだほうがいい」
なんて言ったらみなさんはどう考えるでしょうか。「いや何を言っているんだ」と思う人が大半だと思います。東大に合格するような人はほぼ休みなく勉強している人ばかりで、ちょっとでも遊んでしまうと合格から大きく遠ざかってしまうはず。それが、適度に遊んだほうがいいなんて、何を考えているんだ、と。しかし実は、その考え方は危険なのです。
そもそも合格できるかどうかは、「どれくらい勉強したか」に依存するものではありません。どれくらい学力を向上させられたかに依存するものです。1時間でも長く勉強したほうが成績はあがる、という考え方は間違っているわけではありませんが、しかし効率が悪い勉強や意味のない勉強をいくら繰り返しても合格には近づかないのです。
でも、だらだら休めばいいというわけではありません。「休んだほうがいい」のではなく「遊んだほうがいい」とすすめるのには理由があります。今日はこの点についてみなさんに解説したいと思います。
まずは『ドラゴン桜』のこちらの漫画をご覧ください。
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