「飢餓感」がない人に東大合格は難しい
僕は今、東大をはじめとする難関大学に合格したいと考えている人を支援する仕事をしています。いろんな学校にお邪魔して、勉強のモチベーションを上げて、各々が思い描く大学に行けるようにするための支援を会社として行っているのです。
そんな中で、親御さんや先生からよく聞かれるのが、こんな質問です。
「西岡さんが、東大に向いていると考える人の共通点ってなんですか?」
「この子は東大に行けるかもしれないと思う人の特徴ってなんですか?」
この質問に対する回答はもちろん、学力面での特徴が最初に考えられます。「こういう思考ができる生徒」「この科目の成績がこれくらいの人」などの基準が明確に存在しますから、それを答えとすることができます。
しかし、僕はもう1つ、学力以上に大事な指標があると思っています。それは何かというと「飢餓感」です。どんなに学力面で優れている頭のいい生徒でも、飢餓感がない人に東大合格は難しいと思うのです。
今日はこの、「東大受験に向いている人の資質」についてお話ししようと思います。まずは『ドラゴン桜』の主人公、桜木先生が職員の先生方に対して「学校なんて楽しくなくていいんだ」と語っているこのシーンを読んでみてください。
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