プロが実践!「勉強する気」をひねり出す5つの手 指導者が使っている10のメソッド(前編)

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子どもの勉強へのやる気を引き出すメソッドを、前編と後編に分けて紹介します(写真:Fast&Slow/PIXTA)

※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

中1男子と小5男子の子どもがいます。2人とも、勉強へのやる気がなく、やらせることに日々イライラが募り、どうしていいかわかりません。子どものやる気を引き出す適切な方法がありましたら教えてください。
仮名:橋本さん

勉強へのやる気がない状況を子ども視点で見ると

「子どもが勉強しない」「勉強に対して前向きではない」「点数がいつまでも伸びない」──。筆者のもとに届く親御さんの悩み、ご相談が後を絶ちません。

「そろそろ時間でしょ」(指示)

「学校から帰ってきたらまずは宿題をやること!」(命令)

「そんな状態だと勉強ついていけなくなるよ!」(脅迫)

などと親は強引にやらせようとしますが、それでは効果は限定的です。一時的に行動したとしても、自主的でなく無理やりだからです。

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効果が持続しないからと何度も言い続け、子どもとの関係が悪化する親も多くいます。

一方、この状況を子ども視点でみるとどうでしょうか。

「やる気が起こらない」

「勉強をやる意味が感じられない」

「勉強のやり方がわからない」

といった状態でしょうか。このようにわざわざ言語化して親には言いませんが、ふてくされる、反発する、無視するという態度で示したりします。こうなるといくら親が言っても平行線です。

そこで、こうした事態を打開する、子どものやる気を引き出す10のメソッドをご紹介します。これは筆者を含め、さまざまな指導者たちがよく使う方法をまとめたものです。

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